人が集まっているかぎり起きてはいけない事件も起きる

とうとう起きてはいけない事件が起きてしまいました。

労働環境が多少劣悪なのは多かれ少なかれどこの会社でもあることですが、堂々と金品が盗まれる会社というのはめったにないはず。

それが起きてしまったのでした。

被害者二人

今日になって部下の一人が元管理者の人に言ったのでした。

お金を取られてしまったようなんですと。それも1度ならず2度も。

1度目は今週月曜日に1万円、2度めは今日だか昨日だかに小銭を数百円盗まれたと。1万円ロッカーの中に入れていた財布から消えていたとき最初は自分の夫を疑ったそうな。しかし夫はいや取っていないという。

で、万一職場で盗まれたのなら気味が悪いと思ったのでしょう。ロッカーには飲み物を買う程度の小銭だけ入れていたそうです。

そして昨日か今日になってそれも盗まれていたというのです。

もうひとりはいつだったのかまだ聞き取りをしていないので不明確ですがやはりロッカーに入れていたお金のうち3000円が消えていてこちらは息子を疑ったのだそうです。

いずれもロッカーに入れていたお金を取られ、さらに会社の人間を疑う前に自分の肉親を疑ったというので非常に心苦しいです。

いったい誰がという疑問はありますが、それと同時に彼女たちはまだ新入社員で入社してまだ一月ちょっとしか経っていません。それなのにそんな目にあってまるで我が社がひどい会社に見えることでしょう。

実際ひどいことには変わりはないのですが、それでも金銭の盗難さわぎというのは今まで一度も聞いたことがありません。聞いたこと無いだけで実際には起きていたのかも知れませんけど。

ともかく自分が盗まれたわけではありませんが、自分の部下が被害に遭い、しかも自分が新しい部署に変わってまだ1週めです。

つまり自分が新しい部署に配属されてそうそうにこういう盗難事件が起きたということはまっさきに疑われるのは自分だったとしても不思議じゃない話です。

もちろん自分は身に覚えがないのでこういうところでブログとして記事に書き、明日彼女らに何を言って慰めようか頭の整理も兼ねているわけですが、それにしても困ります。

本当は犯人を捕らえたいが

我々はプロの警察ではないので犯人を見つけ出すことはおそらく不可能ではないかと思っています。

金銭を盗まれた彼女たち以外に犯人がいるかもしれないし、外から納品に来る外部の人間という可能性もまったく無くはないです。

このことをまっさきに上司に話したらそのロッカーが見えるところにノートパソコンを置いて監視カメラ状態にしておこうということになりましたが、その持ってこられたノートパソコンが古すぎてソフトをダウンロードするまでに1時間、インストールするまでに1時間、そしてインストールしようとしたらC++のランタイムライブラリがインストールされていないのでこのソフトをインストールすることができませんとかメッセージが出る始末。

ということで監視カメラをおいてこっそりと犯人を見つけ出すことは非常に困難な状況です。

金銭が盗まれたというそのロッカーはトイレの前にあり、ものすごい死角です。ほんのちょっとしたスキにロッカーのところへ行ってロッカーを開けて中を物色するということがやろうと思えば誰でもできてしまうような場所なのです。

せめてロッカーの場所だけでもすぐに動かそうかとも思いましたがそうすると犯人に警戒されてもう捕まえることは永久に不可能になると思います。

捕まえられる可能性に賭けてロッカーをそのままにしておくか、これ以上被害が起きないためにロッカーの置き場所を変えるか迷っていのが現在の状況です。

被害金を渡そうかと思ってる

1人は1万数百円、1人は3000円という被害額です。

ふたりともまだ入社したてでおそらくそんなに懐に余裕があるとは考えにくいです。自分としてはせめて彼女らの精神的ダメージはどうにもしてあげられないが経済的ダメージだけでもなくしてあげたほうが良いのではないかと思っています。

その方法は自分がそれらの額を肩代わりして彼女らに預けるということです。おそらく固辞されるかもしれませんがなんとしても渡しておいたほうが良いのではないか。せめて経済的ダメージだけでも無くさせてあげたい。

自分にとって1万4000円程度のお金は必ずしも右から左に簡単に出せる金額でもないのですが、過去に似たような似てないようなエピソードで上司からお金をもらったことがあるのです。

それは購買担当をしていたころ、決算数ヶ月前に上司から言われたのでした。あと残り数ヶ月は購入比率を40%以下に抑えてくれと。

自分はそれに対し答えました。ではそれを成し遂げたらボーナスの減額分を戻していただけますかと。そのころ会社は不景気でボーナスが半減されていたのでした。家を買ったばかりの自分はボーナスをあてにしていたのでかなりのダメージでしたからそういう交換条件がつい口に出たのでした。

それを上司は承諾してくれました。

そして数カ月後計算してみたところほぼ購入比率を40%に抑えることができていました。これで次回のボーナスは満額もらえると期待していたところ減らされたままの額だったのです。

すぐに上司のところへ苦情を申し立てに行ったところ「わかった」と言った上司から数日後呼び出されて、封筒に入ったお金を渡されました。

「ボーナスの不足分をもらったから収めておけ。ただし経営者にはなにも礼など言わなくていい」という言葉とともに。

そのときは考えが及びませんでしたが今思えば上司が自腹を切って自分にボーナスの不足分をくれたのに間違いないと思っています。

そういう目上からの借りは目下のものに返すというのが世の倣いです。今回は状況こそ違えども額はあのときの上司の負担額に比べたらまったく比になりません。

彼女らに渡しておこうと思っています。

盗難が起きる会社は普通のブラックより最悪か

どちらがより悪いかというのは比べるものでもないかもしれませんが、いずれにしても盗難が起きてしまう、それも社内の人間の仕業かもしれないというのは相当病んだ会社です。

若く転職が可能な人は一日も早く辞めたほうが良いとは思います。彼女らの給料はものすごく安いかも知れませんが、おそらく有能なのです。できれば末永く一緒に働きたいと思っています。

どうなってしまうのか心が痛みます。

その後の解決までの道筋を述べた記事はこちら

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