中小製造業では誰でも電話に呼び出されたら出なければならない。ただし就業時間内に限る

製造業という業種はハイテクなものからローテクなものまでさまざまなものを作る業種を十把一絡げにして呼んでしまっていますがこれは比較的ローテクな製造業の話です。

おそらくハイテクな業界たとえばIT業界では電話というのはあまり使わなくなってきているのではないでしょうか。

その代替としてFacebookやらTwitterやらLINEやらSkypeやら、あるいはiPhone同士ならメッセンジャーやらFacetimeやらと。

しかし昔ながらのアナログ製品を作っている中小の製造業では電話が主流です。

中小製造業では電話は何はなくとも必須アイテムである

メールの送達確認

メールというのはそのメーラーアプリにもよりますが、設定によって10分ごとにサーバーに見に行くとか30分ごとに見に行くとか違っています。30分ごとに見に行くように設定してあったとしたらたった今サーバーに問い合わせた直後に入ったメールは次の30分経たないとメールとして取り込みません。

それでも常識的に1時間程度に1度はメールを見に行くように大抵の端末は設定されています。ところがそれが待てない人が大勢います。

電話がかかってきて何かと思えば
「今メール送ったんだけどちょっと見て」
でメーラーアプリではまだ取り込んでいないのでサーバーから読み込みするボタンを押すと新着メールをダウンロードし始めます。下手をしたら電話がかかってきてからすぐに新着メールの確認をしてもまだ認識できないときがあります。それはサーバー間をメールが移動してまだ相手先つまり当方のメールサーバーに到達していないということです。

つまりそういうことがあるのはメールを送ってから待てずにすぐ電話して「メール見て」というときに時々起こります。

メール送ってすぐ電話して「メール見た?」とか「今送ったんだけどメール見て」とかっていうのは製造業特有ですか?筆者はほかの業界を知らないのでどういうやりとりがされるか大変興味があります。

もし他の業界でもあるよということでしたらSNSでコメントください。

とにかくメール送ったら相手が開いて見るまで「待てや」って思います。そういう人たちにとっては昔はビジュアル的な要素を送るのに宅配便を使わねばならず1〜2日要していたのがすぐ瞬間的に送れるようになったというだけのことでメールが電話の代替コミュニケーション手段という認識は少ないのかもしれません。

あくまで電話が主体なんですね。

注文書代わり

最近はようやく無くなりましたが少し前までは電話が重要な注文手段だった奴らが幾人かいます。もしかしたら今だにそういう使い方をしている輩もいるかもしれません。

懇意にしている取引先に電話をかけて
「○○をすぐ持ってきて」
で、納品をさせますが注文書という形では発行しません。ですから納品書を見ても電話した人の名前が書いてあるくらいでいつ注文されたものかという情報がなにもこちらに残っていないのです。

下手をしたら空伝票だって入れられるかもしれませんね。そういう悪しき習慣がはびこっていたこともあります。

何をしていようと呼び出される

製造業は工場内に何箇所か固定電話が設置されていることが多いでしょう。大手になってくると事務関係で働く一人一人にPHSのような端末を持たせ、どこにいても本人の持っているその端末に電話がかかるという奴隷のような足枷もあったりしますが、小さい会社は違います。

外から外線電話がかかってきたら事務所にいなければ社内放送で呼び出します。事務所にいないということは現場で何かしらの用事があるのだろうから電話にはでられないだろうなどという忖度(そんたく)はしません。あるいはトイレに入っていることもあるでしょう。でもどこにいようと外線電話が入ったら容赦なく呼び出します。
「○○さん、1番にお電話です」

現場で油にまみれて作業していても呼び出されたら基本的にはでなければなりません。誰からの電話かわからなくとも緊急の要件だったら大変ですからでなければなりません。

ところが油まみれの手をいそいそときれいにして電話にでてみると
「初めてお電話させていただきます。わたくし○○投信の☓☓と申します。○○さんは投資には興味ございますか」
とか言われることがあります。

そういうレベルなんです。すべてがそうだというわけではありませんよ。

就業時間が終わったら無視

そういうどうでもいい営業電話も含めてかならず担当者に繋げられてしまう電話は絶滅してもいいのではないかとさえ思います。

ただ僅かながら改善も行われつつあります。

筆者の職場では終業時刻になったら電話が鳴っても出ないということが誰ともなく行われるようになってきました。それまでは終業時刻を過ぎても鳴る電話には無条件で出ていましたがおかしなものです。

大企業のお客様相談の電話だって適当な時刻になったら出てくれなくなります。いわんや中小企業をやです。ましてや現代は昭和或いは平成初期と違って取引先とメールで連絡できるのですから電話なんてしなくても良いではないですか。思いつきでしか仕事をしてない人に限ってすぐ電話という手段を使いたがるのではないですか。

計画的に仕事をしていれば余程の緊急時以外は電話なんてほとんど使う機会はなくなってくるはずです。

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