始業時刻前の朝礼への任意参加は賃金発生の対象になるか

始業時刻前に朝礼を行ったりミーティングを行ったりする会社があります。

例えば本来8時から始業時刻であるということが就業規則に謳われているのに7時45分から15分間の朝礼或いはグループミーティングがあるなどです。

会社としては任意参加という体裁にして自発的に参加する人だけでやりますというふうにすることがあります。

しかし実際には任意参加といっても参加しないとやる気がないと見なされ、実質的には強制に近い状態になるでしょう。

そういった任意参加にすることで会社側は賃金支払い義務の発生を免れているといえます。

強制にしたら業務時間ということになり始業時刻より前の早出残業という扱いにしなければならず残業代の支払い義務が発生します。

しかしコンプライアンスの観点から「任意」とすることで社員を「タダで」拘束できるのです。

ただ細かく追求すると逆に勤務時間内のトイレ退席などを減給の対象とするなどと言われかねず藪蛇になり、心象を悪くするだけ却って損になりますので深入りしないことです。

こういう会社はその他にも不正で狡猾な手段を用いて社員に本来払うべき賃金を払わないよう画策しているかもしれませんので注意が必要です。

あるいは任意でもなく強制(=業務命令)であるのに賃金の支払い対象外として扱われているとしたら明らかに労働基準法違反です。

労基署に相談するか、労基署に相談しても実際には今の職場には居づらくなりますので速やかに転職先を探しましょう。

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