電話に出るのは女性ばかりなのは地方中小製造業に限るか?そしてなんと出るか?お茶汲みは?

電話が鳴るとヒヤッとするのはクレーム対応の部署でしょう。

しかし最初に電話に出るのはもっぱら女性社員です。女性社員は「はい○○です」と電話にでます。(筆者の会社)

仮に男性社員が電話に出るときも100%「はい○○です」と出ます。ちなみに筆者だけは新入社員で入ったときから「はい○○でございます」と出ます。

ですから最初入社したとき皆さんが「○○です」と電話に出るのにちょっとした驚きを覚えました。なぜならそれまで働いていた会社ではだいたい皆さん「○○でございます」と出ていたのです。

ちなみに条件としてはまったく違う環境です。

条件 かつての勤め先 現在の勤め先
場所 東京都港区 埼玉県北部
業種 商社 製造業
規模 数百人 数十人
使用言語 標準 上州弁寄り
服装 男性はスーツ、女性は自由 男性は菜っ葉服(ブルーカラー),女性事務員は微妙なそこそこ良い制服
電話出る人 誰でも 主に女性事務員
フロア内の職種分布  ほぼ皆営業 女性は事務、男性は雑務(事務も現場もやる)
主な収益元 ハードウェア販売とその保守料 30年以上前に設計されてほぼ変更されない機能部品製造販売
臨時のお菓子配膳 女性 女性

社員教育などはいずれの職場でもこれといってやっていませんが、上司がちゃんと「○○でございます」と電話に出ていると自分もそうしなければいかんとの思いで真似ていたと思います。

男性だから「です」で良いとか女性だから「ございます」が良いとかは今どきの世ではあまり通用する常識ではなくなっているはずです。

どちらかというと「ございます」のほうが丁寧に聞こえるのは満場一致でしょう。それを「です」で済ませるのは株式会社としては怠慢と考えます。金融機関が「です」で出たら冷たく聞こえるから「ございます」と柔らかくでるのか、製造業が無骨だから「ございます」より「です」が似合うとかあるのかまったく不明です。

もちろん丁寧に電話に出たからといってお客さんがサービスに満足するかとは無関係ですが、どういう言葉を発するかで言葉を発した人間の意識には変化が起きると思います。

だから「ございます」と男女問わず、都会田舎問わず出たほうがお互い気持ち良いと思うのです。

ところで田舎の中小製造業では女性しか電話に出ないという風潮があるのは皆さんご存知でしょうか。なぜでしょう。あるいは都会でも製造業ではそうかもしれません。

これは想像の域を出ませんが男尊女卑がまだ強いのではないかと思います。製造業といえば理系寄りの業種であるため男性の比率が高く、男性社員は営業をしたり配達をしたりクレーム対応したりと外に出る機会が多い反面、女性社員は会社から出ることはほとんどありません(筆者の会社の場合)。

したがって根底には「女のできる仕事は電話取りぐらい」とでも思っている人が多いのではないでしょうか。

ちなみに数年前(2015年ごろ)まで女性従業員の人が10時と3時に事務所内でお茶を配っていました。近年ようやく廃止されましたが見る人が見たら女性差別以外のなにものでもないですね。

筆者もその女性から施されていた1人で不要という声をあえて出しませんでしたが、かといって廃止に反対もしませんでした。成り行き任せというわけです。

ただし今でもお客さんが来社したときにお茶を出すのは女性従業員の仕事です。明らかにこれが不思議な光景とみなされるのはあと数年先になるでしょうか。

地方の中小製造業では男女問わず「です」で電話にでます。ただし本社が東京など都会にある企業では「ございます」どころか「○○の誰でございます」というふうに電話に出ると同時に自分の名前も名乗る会社もあります。

いきなり名乗られても覚えられないのですがインパクトはあります。さきほど申したように名乗ったからといってお客さんがその会社のサービスに満足するかというわけではないでしょうが、長期的に考えれば明らかに会社の印象は「教育が行き届いている」と見えます。

それはCS(死語?)の一環なのでしょう。カスタマーサティスファクション。

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