2016年9月三六協定見直しの動き始動

事実上、無制限の時間外労働を認めている三六協定を見直す動きが2016年9月に始まりました。過労死リスクの限度である月80時間の時間外労働をどこまで下げられるかが焦点になっています。

時間外労働が減らせれば労働者は単純に楽になると考えられるのでしょうか。

かならずしもそうとは言い切れないというネットの声も上がっています。

例えば給料に反映される時間外労働が名目上減るだけで実際にはサービス残業が増えるだけだとか、逆に残業代を見込んだ生活スタイルだったのにそれが期待できなくなるのは困るといった意見が代表的です。

残業をしないで済むようにするには今までは個人の努力に頼る部分が大きかったのが現実ですが、これからは仕組み自体を大きく変えていかないとタダ働きする人と給料が安すぎる人とが出てきてしまう危険があります。

しかしいずれにしても労働者の生産性向上ということは労働者一人一人も考えなければならない課題ではあるでしょう。ダラダラと仕事をしている人がいるかと思えばバリバリやっている人がいて同じ給料というのも困ります。

あるいは一所懸命仕事をしているようでもまったく効率が悪いまま作業して改善がなされないというのも困ります。

残業があろうとなかろうと、いや残業などしないで十分生活に必要な収入を得られるだけのベースを個人個人が持つ、あるいはスキルを築いていく必要があるでしょう。