1週間ズル休みするに至った無理ゲーの内容を残しておく

火曜日どうしても朝仕事に行く気になれず、急きょ連絡して休みを取ることにした。

それも今週いっぱい休みますと連絡した。電話にでた女性は驚いていたがたじろいでいてはいけない。

休んでどれだけ仕事が大変なのか他の人間にも味わってもらわなければならない。

休暇無理やり取るまでの経緯

仕事の量について

やることは主に以下のようなこと

  • 製品の製造作業
  • 自分の作っている製品に使う部品の整理整頓・出庫
  • 別棟にある横持ち外注への納品
  • 部下の作業指示(優先順位決定)
  • 部下からの製造記録の承認
  • 出荷配達の依頼
  • 不足部品の依頼・督促(生産管理だったり支給元だったり)
  • 品質クレームへの回答を考える
  • 商社営業が直接納期確認してくる
  • 作業手順書作成
  • 部下の技能向上のスケジュールを考える
  • 半月報告書提出(バックレてる)
  • 部下の残業報告書の承認

製造作業

1製造チームのリーダーなので管理業務が主体かと思いきや、とんでもない。

中小企業ではワーキングマネージャーがあたりまえだそうで、自分も常になにかしらの製造作業に携わらなければならない。

ずっと製造作業だけやっていられるのならそれはそれで楽しいかもしれない。

しかし、納期と台数がとてもこなしきれるボリュームではなく、無理ですよと言っているのに充てがわれる対策はかなり会社を休みがちな不良社員の補充。

定時退勤でもいいから毎日来てくれれば計画のしようもあるが、いつ休まれるかわからない人間を充てがわれても期待のしようがない。

そんなのを入れておいて上は「人員も増強したんだからしっかり作れ」ぐらいな気持ちでいるのだろう。

とにかく製造作業をしているが人数対受注量が合わなすぎ。

自分の作っている製品に使う部品の整理整頓・出庫

誰も部品管理をしてくれる人間がいないので自分でやるしかない。

あるロットの製造が始まる前に部品全点について必要数の有無を確認できれば世話ないが、そんなヒマはないので工程が進んでいざ使うときにならないとそのとき必要な部品があるのかどうかわからない。

いざ必要なときに部品がないとなると生産管理や支給元に自分で伝えなければならない。

部品管理の人間がいればその人にだけ伝えて済む、あるいは部品管理の人間が予め必要な部品の有無などを確認しておいてくれれば滞りなく生産が進むがそうはいかない現状。

別棟にある横持ち外注への納品

現在仕事を依頼されているお客さんがうちの作った製品を次の外注へ出すのを簡略化・合理化しようとうちの敷地を一部貸して別の外注が常駐している。

そこへうちが作った製品を納入して次の加工をするというわけだ。

そこはクルマで1分もかからない近い場所ではあるのだが、製品が大きくデリケートなため慎重に運ばなければならない。

フォークリフトを使わなければ運べないような大きくて重い製品だ。

自分はフォークリフトの免許を持っていないが誰にも頼めないと自分で納品をすることも多々ある。こんなときに事故したら誰が責任取るんだろっていつも考える。

たかだかすぐ隣の敷地みたいなところへの納品であるが、モノを慎重に扱わなければならないため30分近くかかる。

部下の作業指示(優先順位決定)

最近こそ、何を作るかわかっていればどういう順番で作業するかメンバーたちは概ね理解して自分で動けるようになっているが当初は困った。

人件費の安い中国人研修生というのを多用しているためまず日本語が通じない。

コミュニケーションを取るために時間をずいぶんと使わなければならなかった。一つのことを伝えるのに日本人なら1分もかからないところ、外国人相手だと数分かかる場合もあり、しかも作業の結果を見るとまともに意図が伝わっていなかったということがわかる。

そんな彼らに作業の優先順位などを指示しなければならない。

部下からの製造記録の承認

同じ製造チームでも複数の製品をパラレルで作っている。

A製品の担当はA氏、B製品の担当はB氏といった具合で複数の製品を流している。

自分はA製品もB製品もどれくらいの作業ボリュームなのか検査項目がどれくらいあるのか、などほとんど知らない。ただただ自分の担当している製品を作るので精一杯である。

それでもA氏やB氏がよこす検査成績書に承認印を押さねばならない。

そして万一製品に不具合があったら承認した自分にも責任がかぶさってくる。

出荷配達の依頼

なぜか出荷配達をする人は生産管理部門などではなく、別の製造チームに所属している。

それは現在の組織編成するときにその別の製造チームがいちばんお客さんへ直納する製品が多いからということ。そして納品業務が暇なときに製造作業にも従事させることがしやすいようにとの配慮らしい。

そんなわけで製品が完成したらその別の製造チームのリーダーに配達を依頼し、また配達員の人間にも依頼しなければならない。

毎度毎度そんなことをするぐらいなら自分で配達してしまいたいと思ってしまうが、忙しすぎてそれでも毎回2人に同じことを依頼する。

その別の製造チームのリーダーが伝えてくれるというわけでもない。そんな人間ではない。

不足部品の依頼・督促(生産管理だったり支給元だったり)

先程の部品整理整頓と多少かぶるが、不足していると思われる部品を生産管理に依頼することが業務の一つになっている。

また支給品だったら支給している商社営業へ伝達する。

しかも支給部品がないという話をすると「もう送っている」としばしば言われる。よくよく探してみるとたしかにあることがある。

よく探せば見つかるのだがそのよく探すのが困難なほど部品が乱雑になっている。誰かが整理整頓してくれるといいのだが誰もいない。自分の役目らしい。

品質クレームへの回答を考える

こんな納期に追われ受注ボリュームに押しつぶされるように仕事をしているのだから細かな品質にまでなかなか気が回らなくなってくる。

余裕があれば品質を作り込むなんてことができるだろうがまったく余裕がないため、細部のちょっとしたことを見過ごしてしまいしばしばお客様からクレームがくる。

そのクレームへの回答を考えなくてはならないが、不具合の発生しない仕組みや流出させない仕組みなんて作りようがない。

答えはいつも「もう少し時間に余裕があればちゃんと確認できます」としかいいようがない。

だがお客だろうと営業だろうと上司(工場長?)だろうと言ってくることは異口同音で「ちゃんとやれ」だ。

「どうやったら不具合をださないか」という議論に踏み込むことはない。なぜなら絶対的に人手が足りないということは皆わかりきっているから。

「ちゃんとやれ」=「長時間働いてでもやれ」だ。それ以外の策は誰も持っていないのだ。

商社営業が直接納期確認してくる

商社から仕事をもらっている。

最終的な納入先はもう少し大手のメーカーであるが仕事のやりとりをしているのは商社だったりその先の発注元のメーカーだったり。

商社の営業が体育会系でクソ強引だ。

現場にも平気で入ってきて「いま作ってるこれ明日の午前中大丈夫?」とか聞いてくる。

今まではなんとかなっていたので「なんとかします」と答えてきたが、いよいよ詰んできた。

もう無理。

作業手順書作成

作業のやり方もちゃんとドキュメント化しておかないと誰か違う人が作業に入ったときに変なことをされてしまう恐れがある。

標準化というやつだ。

お客さんに見積もりを出すときにもしっかり手順書作成工数なんて数十万円しっかり会社は取っている。

その数十万円もらった金はどこへいくんだって思う。少なくとも手順書を作る人間の懐に入らないことだけは確かだ。

99.9%製造作業に従事していなければならないのに手順書作成工数なんてもらったって動きようがない。

社内での打合せでは「そんなものもらったって作るヒマないんだからいらないだろ」って言ったことがあるが実際には新製品の見積もりのたびにもらっているようだ。

だがまともな手順書なんて作れない。だって作るべき人間が現場でずっとモンキーやトルクレンチやら持っていなければならないんだから。

部下の技能向上のスケジュールを考える

中国人研修生にも溶接等の技能を覚えさせて帰ってもらわないとという話がしばしばでる。

そりゃ結構、賛成ですよ。とは答える。

だが「中国人に溶接覚えさせるように考えろ」と言われたって「いつやるんだか教えろ」って話。

身体がふらふらになるまでサービス残業しているのにこれ以上働けってか。中国人たちは時間分だけ手当がでる。

だか自分は月20時間程度しか手当がでない。毎日1時間残業することはそこそこ正当性があるということだ。

だがそれを超えた超過分はいずれ請求するとしてももらえる保証はいまのところない。

だから技能向上などといわれても休みを返上してやる気にはならない。自分の健康が第一だから。

半月報告書提出(バックレてる)

今の社長から半月報告書の提出を求められている。

だが前述したようにほとんどサービス残業をしていて身体もふらつく状態で何を報告書ねだってんだって気持ちが拭えない。

命あっての物種だから報告書なんてよほど余裕がないとしらばっくれてやる。

部下の残業報告書の承認

これは大した仕事じゃないが毎日部下が終業時に書いてよこす残業報告書にハンコを押して総務の箱に入れる仕事。

毎日ハンコ押す度に「こいつら働いた分だけ報酬をもらえていいなあ」と感じる。

自分も固定でもらっているが上司の奴らに「おまえにどれだけ払ってると思ってるんだ!」って言われる筋合いの額ではない。

ひょっとして彼ら(部下)より安いかもってマジで思う。

だからサボることにした

そういうわけで自分のなかでなにかが壊れた、というか壊れそうという感じなのでしばらく会社を休むことにした。

調べてみよう労働環境というサイトはブラック企業に努めている人の一助になることを願ってほそぼそと運営しているサイトだが自分の身が危険だと感じているのでそれをリアルに伝えることも無意味ではないと思ってここに残しておく。

ぶっちゃけると土日は休んでいる。少し前まで毎週土曜日も出ていたが健康を害すると判断して納期に間に合う間に合わない関係なく土日休むことにした。

命あっての物種。