製造業の職場ですが、慢性的な人手不足です。
なぜなら付加価値が低い製品ばかり作っているからなんですけど、それは経営者にとって問題ですが、社員にとっては付加価値が低いのは彼らのせいにされても困ります。
もちろん付加価値を上げるように生産性を上げる=同じ時間で大量に同品質のものを生産できるようになるというのは至上命題ではあります。そんなことは百も承知です。
それでも限界はあります。限界はないとかいうバカも社内にいたり、公的立場で言う人もおりましょうが今すぐ必要なのはそこそこのスキルのある人手なんだよって話。
そこで新入社員が入ってきた話です。妖精なんです。
新入社員が妖精だけどよく周りを見ると結構妖精がいる
今日はいった新人がまず妖精
珍しく若い人が入ってきました。
年齢を聞いてみたら25歳だそうな。やっぱり給料の希望額が安いから入ってきたのでしょうね。
3人までは女性でして、他の部署に配属されました。4人目はやっぱり25歳ぐらいの男の子でしたが、これも他の部署でした。
そして最後の5人目がとうとう今日入ってきたのです。妖精っぽいのが。
どんな人が妖精っぽいのかネットで見るとあまり参考にならない記事がトップに出てきます。
30歳を迎えた童貞は「妖精」になる?童貞の元自衛官に聞いた – ニュースサイトしらべぇ
これじゃないんです。妖精っていうのは。もっと純朴な雰囲気が漂っているんです。
年齢は25だから30オーバーじゃなくて妖精に該当しないかというと見た目どう見ても妖精です。どう見てもっていうのが100%主観だけどwww
そして周りを見るとほかにも妖精群が
実は自分の職場には何人か部下がいて彼らのうちの2人は妖精だと確信しています。
その既存の部下のうちの2人とも30オーバーです。
おそらく妖精の条件をクリアしているものと思われます。本人には聞いてないけど。
聞きにくいよね。妖精本人に面と向かって「今までH経験したことある?」なんて。
妖精と思われる人に見られる共通点
これはぼくが勝手に独断と大いに偏見を交えて、っていうか100%偏見のみで考えたものです。
- ガツガツしていない
- (あくまでも)風貌がポーッとしている
- 冗談ネタへの食いつく感度
1.ガツガツしていない
社内に女性社員もいます。独身だったりします。
よしんば社内恋愛でもしてもっとよしんば結婚したろか、なんて肉食男子なら考えることもあるでしょう。
しかし彼ら妖精は独身でありながらそういう気配はまったくありません。仙人のようです。
2.風貌がポーッとしている
肉食男子は目つきがギラギラしていてわかります。それに女性社員と話をするときも会話の中にところどころジョークやセクハラネタをちりばめます。
セクハラネタは今時都会では即レッドカードで退場ではありますが、田舎の会社ではまだまだ大いに市民権を得ているコミュニケーション手段です。
何しろ経営者みずから結婚しないの?とか子供は?とかいうような会社ですからその社員たちも推して知るべしです。
しかし妖精はそういったコミュニケーションとは無意識に一線を画しています。
以上は1に近い内容ですがほかにもあります。
ルックスがぽっちゃり系かゴツゴツ系かという違いはありますが、やはり共通しているのは会話をするとき常に遠くを見るような目をしているというところでしょう。
3.冗談ネタへの食いつきの感度
これは野郎同士なら多少の下ネタも話したりしますし、共通の知り合いである社内の誰かを揶揄するような会話をするときもあります。
また世の中の何かについて冗談を言うこともあります。
その会話内容への食いつき方が妖精だなあと感じるのです。
具体的にどんなところがというのが説明できないのですが、一言でいうとフワフワしている会話、でもないけど要するに毒づくことがないのです。
ぼくなんてしょっちゅう毒づいて血圧上がって倒れてしまうこともあるんですが、彼ら妖精は冷静です。すべての事象を肯定している感があります。
ときどき毒づいてくれると「ああ、こいつ妖精じゃなかったんだ」と正体を知ることもあるでしょうけれど、一度妖精かなと思った人はほとんどその正体が妖精から变化しません。
まとめ:妖精多くない?
前に勤めていた会社にも妖精っぽいのは数人いましたが、今はどうかというと特に多くなったとは感じません。
結局世の中に妖精が多すぎるんじゃないでしょうか。
ちなみにそれと晩婚化および少子化と結びつける根拠はありません。