肉体労働でしか自分を表現出来ない人は頭脳労働を理解できない

あなたは頭脳を使って働いていますか。それとも肉体のみで働いていますか。

よく肉体労働だの頭脳労働だのという括りで分けたりしますが、どちらも労働としては尊いもので尊卑の違いはありません。

しかし、肉体でのみの労働は比較的容易にロボットに置き換えられることがありますので注意が必要です。

肉体で働くことしかできない人は頭脳を使って働くことの意味がわからないか

肉体で働く人のなかには頭脳で働く人に対して誤解をしていることがあります。

ちょっとむずかしい話になりますが、労働というものは具体的労働と抽象的労働とに分けることができます。

具体的労働とは道路を掘ったり、鉄と鉄を溶接したりといった物理的な形を作る労働だったり、机上であればデータを入力したりコピーを取ったりといったこともそうです。

いっぽう、抽象的労働とは決まりごとを作ることが代表的な作業です。あるいは作業している人を監督して間違いなく作業させるというようなことも抽象的労働といえるでしょう。

つまり会社に新卒で入社して最初に任される仕事は指示された書類のコピーを取ることや、ある場所で物理的な何かを作る作業などといった具体的作業が主です。それがだんだん年数がたち経験を積んでいくとそうした具体的作業を行う頻度より、後輩の指導や作業内容の吟味、最適な作業条件の選定などといった内容が主たる業務になっていくでしょう。

さらに経験を積むともはや売上の数字と支払の数字ばかりを見て、どこの数字を減らすか、増やすかといったことばかり考えるようになるかもしれません。こうなってくるとかなり抽象的な労働です。

ですがどのフェーズの労働だろうと抜けがあっては困ります。ただ人ではなくロボットがする場合もあるというだけのことです。そのロボットができそうな労働といえばどちらかというと物理的な溶接だとか書類のコピーを取るといったことのほうが多そうな気がしませんか。

そしてそのロボットでもできそうな労働しか出来ないような人は経験を積んだ人が行う抽象的な労働(頭脳労働)をなかなか理解できません。肉体労働の専門家は肉体を使わないで(頭脳を使って)働いている人を見て「なぜ彼らは体を動かして働かないんだ」という疑問への答えが出せないのです。

そういう肉体労働の専門家は頭脳で労働している人が基本的にキライです。ひどい人になると頭脳で労働している人になんとか肉体での労働をさせようと画策したりします。もっとももともと頭を使うことに慣れていないと画策は徒労に終わりますが。

人によってはその画策があけすけで嫌がらせまがいのことをするかもしれません。

もしそういう嫌がらせまがいのことをする労働者がいる環境にいつまでいて心身ともに消耗するより、レベルの高い職場環境を探して転職活動をしてしまったほうが生産的です。

嫌な人や合わない人というのはどこにでもいるものですが、今いる職場がベストかどうかということはよく考えて行動するなら早めがいいです。もう少し景気が良くなってからと思っているといつのまにか年齢的に転職が難しくなってしまいます。

(転職を)思いついたらすぐ行動することこそ大切です。レベルの高い職場で働きたいと思ったら自分と同レベルまたは自分より上のレベルの人が多くいる職場で働くほうが良いでしょう。

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